Scilab オブジェクト, 論理値(boolean)変数および演算子 & | ~
論理値(boolean)変数の値は %T
(意味: "true") または
%F
(意味: "false") です.
これらの変数は,論理値の行列を定義する際に通常の構文として使用可能です.
論理値行列は要素の展開/挿入/結合など通常の行列と同様に操作することができます.
他の一般的な処理(+, *, -, ^,
など)は
論理値行列では定義されないことに注意してください.
以下の3種類の特別な演算子が論理値行列に関して定義されています:
は論理値b
(行列)の要素毎の否定です.
はb1
および b2
(行列)の
要素毎の論理積(and
) です.
はb1
および b2
(行列)の
要素毎の論理和(or
) です.
例えば, a([%T,%F,%T],:)
は,
a
の 1
行目と3
行目
からなる部分行列を返します.
論理値の疎行列もサポートされています.